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映画好きな株式公開/上場(IPO)を目指す会社の経営戦略、マーケティング、M&Aを応援するCSR経営コンサルタントのプライベート(非公式)ブログです。


by mack-inomata
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ルパン三世 実写版

劇場公開時には観ることができなかったので、今年になって
放送されてTV番組を録画して観ました。

アニメーションで一定の人気を得た作品が、実写版として
劇場公開されるというブームのようなものがありましたが、
このルパン三世もそのうちのひとつだったようです。

結論としては、う~ん。と唸ってしまいました。

作風としてはオリジナルのルパン三世に忠実で、原作者の
モンキーパンチ氏は喜ばれるかと思います。俳優さんの
役作りも素晴らしく、そもそも二次元のアニメで確立され
た強烈なキャラクターイメージをリアルな人間が演じる
という無理難題に良く応えています。不二子役の黒木
メイサさんなどは、完璧に不二子に観えました。

しかし、製作意図が不明で脚本が薄かったため、アニメなら
一瞬で切り替わるカットが、人間では実働で2~3倍の
時間がどうしてもかかるので、ダレて見えてしまうのです。

このため、ビデオに録画して2倍速で観るくらいで丁度
いい、というスローテンポなアクション(?)作品となって
しまいました。

アクション物のアニメ作品を実写化するには、2倍くらいの
ボリュームの脚本が必要で、ハリウッドのアクション物の
ように、短いカットと音楽で怒涛のように全体を流す構成が
必要だと思いますが、そこまでには至っていません。残念
ながら見事にコケた作品だと思います。本作を反省材料に
次はより良い作品を求めたいと思いました。

素晴らしい俳優さんに感謝!









# by mack-inomata | 2016-03-03 13:06 | 映画(CINEMA)

イタリアンゲーム

昨年10月に放送が開始された新ルパン三世のTVシリーズを
踏まえ、今年になってから金曜ロードショー(正しくはロード
SHOW)で放映されたのが、新シリーズのコンセプトをタイ
トルにもってきた「イタリアンゲーム」でした。

さすがに、ルパン三世の人気を確立したTV第2シリーズと
映画「カリオストロの城」を叩き台にしていることもあって、
アクションムービー王道の展開と、随所に名作に対するオマー
ジュが散りばめられ、「いかにもらしい」ファンが見たかった
内容に仕上がっていました。

途中で気づいたのですが、テレビで放送された新シリーズの
シーンを編集しており、総集編的な位置付けの作品となって
いましたが、それはそれで大目に見る範囲かなと思います。

金曜夜のゴールデンに放送されたことで、新しいファンが
獲得できて、さらに一層新しいルパンに磨きが掛かれば、
それは21世紀の嬉しい出来事ですね。

感謝!


# by mack-inomata | 2016-03-02 02:58 | 映画(CINEMA)

新ルパン三世

昨年の10月から放送が開始していたので、半年遅れという
体たらくですが、興味津々で観始めたのが新ルパン三世。

今回のシリーズはイタリアが舞台ということで、これまでの
TVシリーズや劇場作品なども含め、長らく続く歴史を踏まえ
た正統派の作品であることが伺え、期待が膨らんでいました。

蓋を開けてみれば、黄金期を確立したTV第2シリーズと
カリオストロの城を掛け合わせたような内容に仕上がっており、
オープニングを片目で見ると3D画像として楽しめるギミック
も盛り込まれて、最高の演出がなされています。

今回のシリーズでは、ファンの期待に忠実に応えるという点で
完成度の高い作品になっていますので、夜中の丑三つ時など
ではなく、ゴールデンの時間に放送して新しい若いファンの
獲得にも積極的に打って出てもらいたいと思っています。

感謝!






# by mack-inomata | 2016-03-01 13:44 | 映画(CINEMA)
あぶない刑事、いわゆる「あぶデカ」は、日曜の21時枠の
テレビドラマとしてスタートしたかと記憶していますが、
当時は刑事ドラマがない空白期間といいますか、僕個人の
感覚では「市場が渇望している」環境でスタートしたことと、
主役の二人が硬軟織り交ぜた演技で1時間ショウを魅せて
くれるというエンターテイメント性の高さで、人気に火が
つき、あっというまにひとつの時代を作ったと思います。

それが、映画化、再テレビドラマ化、再映画化、映画シリー
ズ化と、どんどん人気が確立していって、夕方のドラマ再
放送時間帯での定番化まで繋がったように思われます。

abudeka_minatosho.jpg

この圧倒的な厚みのファン層あって、映画シリーズ化ができ、
今回は7作品目でギネス記録だそうですが、前回までの数作は
「お久しぶりの再会だね、同窓会パーティ」的な雰囲気に
監督が飲まれており、いわゆるウケを狙った3枚目作品と
なっていました。

abudeka_festajpg.jpg

しかし、今回は制作前に、舘ひろしさんが作品作りのミー
ティングを開いて、ハードボイルド作品に戻ろうという
合意ができていたということですので、作品に一本の芯が
通っていて、いわゆる刑事ドラマらしい、あるいは本来の
あぶない刑事らしい作品に戻っているのが一番嬉しい点です。

abudeka_shooting.jpg

私個人の印象としては、テレビシリーズを長く観過ぎ、また
強い影響を受けすぎたためか、もっとこうして欲しいという
点がないわけではありません。しかし、制作サイドの話を
聞くと、横浜市内でカーチェイスやガンショット、逃亡する
犯人を追うシーンなどの撮影は許可が得られないとのことで、
非常に厳しい制約のなか、らしい作品を作る苦労も理解でき
ます。

今回の「さらば あぶない刑事」では、最初の「あぶない刑事」
に回帰していますので、ぜひ次回の「ずっと あぶない刑事」
では「またまた あぶない刑事」または「もっとも あぶない
刑事」に回帰してほしいと願っています。
あ、もちろん監督は村川透さんで♪

abudeka_yokohamakonokai.jpg

撮影は来年かな?(笑)

感謝!


# by mack-inomata | 2016-02-02 10:02 | 映画(CINEMA)

さらば あぶない刑事

ようやく1月30日になって、長らく待ちに待った公開初日が
やってまいりました。

saraba_abudeka01.jpg

もちろん朝イチで東映本社劇場に駆けつけて集会です。

saraba_abudeka02.jpg

肝心の中身ですが、相変わらず恭兵さんは走っているし、友達を
共に映っているし、トランペットで始まりトランペットで終わる
オトナの雰囲気の胸いっぱいになるいい作品でした。

週末が明けたランキングでは、初登場第1位だったそうで、これ
また目出度いことはありません。

制作発表のときから最後の作品と言われていますけど、先日の
あぶない話では皆さんまだやりたいと言っているし、仲村トオル
さんも期待していると発言したし、よくよくみたら最後の「作品」
というだけで、最後の「映画」だとは言っていないし、さらに
舘ひろしさんも「どうにでもなる」と仰っていたし、これだけ
大ヒットしてるのだから、来年には次回作の制作発表ですよね?
東映さん?(笑)

saraba_abudeka03.jpg

感謝!


# by mack-inomata | 2016-02-01 09:00 | 映画(CINEMA)