人気ブログランキング | 話題のタグを見る

映画好きな株式公開/上場(IPO)を目指す会社の経営戦略、マーケティング、M&Aを応援するCSR経営コンサルタントのプライベート(非公式)ブログです。


by mack-inomata
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

さらば あぶない刑事~2

あぶない刑事、いわゆる「あぶデカ」は、日曜の21時枠の
テレビドラマとしてスタートしたかと記憶していますが、
当時は刑事ドラマがない空白期間といいますか、僕個人の
感覚では「市場が渇望している」環境でスタートしたことと、
主役の二人が硬軟織り交ぜた演技で1時間ショウを魅せて
くれるというエンターテイメント性の高さで、人気に火が
つき、あっというまにひとつの時代を作ったと思います。

それが、映画化、再テレビドラマ化、再映画化、映画シリー
ズ化と、どんどん人気が確立していって、夕方のドラマ再
放送時間帯での定番化まで繋がったように思われます。

abudeka_minatosho.jpg

この圧倒的な厚みのファン層あって、映画シリーズ化ができ、
今回は7作品目でギネス記録だそうですが、前回までの数作は
「お久しぶりの再会だね、同窓会パーティ」的な雰囲気に
監督が飲まれており、いわゆるウケを狙った3枚目作品と
なっていました。

abudeka_festajpg.jpg

しかし、今回は制作前に、舘ひろしさんが作品作りのミー
ティングを開いて、ハードボイルド作品に戻ろうという
合意ができていたということですので、作品に一本の芯が
通っていて、いわゆる刑事ドラマらしい、あるいは本来の
あぶない刑事らしい作品に戻っているのが一番嬉しい点です。

abudeka_shooting.jpg

私個人の印象としては、テレビシリーズを長く観過ぎ、また
強い影響を受けすぎたためか、もっとこうして欲しいという
点がないわけではありません。しかし、制作サイドの話を
聞くと、横浜市内でカーチェイスやガンショット、逃亡する
犯人を追うシーンなどの撮影は許可が得られないとのことで、
非常に厳しい制約のなか、らしい作品を作る苦労も理解でき
ます。

今回の「さらば あぶない刑事」では、最初の「あぶない刑事」
に回帰していますので、ぜひ次回の「ずっと あぶない刑事」
では「またまた あぶない刑事」または「もっとも あぶない
刑事」に回帰してほしいと願っています。
あ、もちろん監督は村川透さんで♪

abudeka_yokohamakonokai.jpg

撮影は来年かな?(笑)

感謝!


by mack-inomata | 2016-02-02 10:02 | 映画(CINEMA)