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by mack-inomata
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アルゴ

今年はスパイ映画が豊作で、年初から何本あったのかという程

でしたけれども、スパイ映画の”らしくなさ”で会心の出来だっ

たのが本作。




アルゴ (ARGO)



1979年のイランアメリカ大使館人質事件がテーマのノンフィク

ションなのだが、テーマがスパイなのにもかかわらず痛快な

ストーリー、よく出来た画面と映像、カット割と編集、などなど、

スリリングな仕上がりは映画としての出来栄えを最高峰に近い

ところまで押し上げています。



これは、きっと主演したベン・アフレックが監督をしていること

も、映画制作に対する思い入れという点でその情熱があるレベル

へと昇華しているようにすら感じられる秀作です。



ちょっと裏読みしすぎとご指摘をいただくかもしれませんが、

本作中にハリウッドで映画の脚本を買い付けるシーンがあり、

それがアメリカでの映画産業の日常というか、裏側のように

描かれていますが、だとするなら、まさしく本作もそのように

して製作されたのか?と思わずにはいられませんでした。



万が一そうだとするなら、この企画の購入を決意して投資をした

のは一体誰なのか?本作公開時にアメリカでは大統領選挙が行な

われていたことを加味すると、純粋なエンターテイメントという

よりは何らかの意図があっての”ハイテンション”があったの

ではないか、という仮説が邪推の範囲ではありますが、成立しう

ると思いました。



一度封印された歴史に再び光を当てたのが当時の民主党政権なら、

今年の大統領選で勝利したのも民主党政権でしたね。



だって、これはスパイ映画ですから。





感謝!



by mack-inomata | 2012-12-17 13:02 | 映画(CINEMA)