映画好きな株式公開/上場(IPO)を目指す会社の経営戦略、マーケティング、M&Aを応援するCSR経営コンサルタントのプライベート(非公式)ブログです。


by mack-inomata
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

クロワッサンで朝食を


久しぶりに、フランス映画を観てきました。



uneestonienneaparis.jpg



パリの街角を背景に、妙齢のマダム2人が腕を組んでロンドネ

するポスターから、「花の都パリでの素敵な物語」をイメージ

しますけれども、原題は「Une estonienne a Paris」といい、

パリで暮らすエストニア人とか、パリのエストリア女とか、そう

いうタイトルです。



エストニアは、私もバルト三国くらいの情報しか知らなかった

ので、何かを語れるような身分ではございませんが、バルト海

沿岸の最北国で緯度は60度。スコットランドのオークニー諸島

より北ですし、ノルウェイ、フィンランド等と同じような北緯

ですから、ものすごく寒い田舎であることは間違いないでしょう。



エストニアからパリに出て地位を築いた有閑マダムを、同じエス

トニア人が家政婦に出掛ける物語です。パリを憧れの街とする

なら、極東の島国から西洋の花の都に憧れるのも、もしかすると

同じ構図なのかもしれません。それで、邦題はロマンを感じさ

せるものになったのかと思いました。



しかしながら、映画の内容はフランス映画のそれで、淡々と日

常を描くLa vie quotidienneな内容ですから、ティファニーで

食事をするようなロマンティックな演出は一切なく、むしろ目を

向けるべきはパリとパリジェンヌの暮らしにあり、いかにも

らしい映像を愛でることができるかどうかが鍵をにぎります。



そうして、エストニアであるところは世界各国の名前が入っても

同様でしょう。もちろんジャポネーゼだってフランス語さえ

話せればあり得る話です。



つまりフランス語の敷居が高いと感じる方にとって、遠い異国

の出来事であることから動かないとすれば、それは配給会社と

オーディエンスにとって幸福に近づけないことであり、ジャン

ヌ・モローの演技を楽しむために、それぞれがもう一歩前に

踏み出すことが求められます。



そういう意味で素晴らしい大人の映画でした。



感謝!



[PR]
by mack-inomata | 2013-11-05 12:40 | 映画(CINEMA)