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先日さよなら上映をされた、港町横浜の風情をのこす映画館、
横浜日劇さんの映写室に入ることができました。
横浜日劇
▲横浜日劇のスクリーン
これはニュー・シネマ・パラダイスの上映後に、映写室を
公開してくださったもので、映画館の映写室に入るという
経験は、映画博物館のようなところでなければ、なかなか
ない貴重な体験です。
横浜日劇の映写室
▲横浜日劇の映写室
映画フィルム巻き取り機
▲映画フィルム巻き取り機
映写室の公開は貴重な機会だったことに加えて、上映された
映画がニュー・シネマ・パラダイスだったことも、この機会を
特別なものにしていました。
映写室のなかは、畳で6畳ほどのスペース。映写機が2台も
あると思ったよりも狭く、技師の方は大変なお仕事をされて
いたのではないかと思います。
横浜日劇の映写機1 横浜日劇の映写機2
▲横浜日劇の映写機
映写機の先は、もちろんスクリーンに向かっていて、ニュー・
シネマ・パラダイスで出てくるように、隣にのぞき穴があり
ます。これがこの映画館が失われていることとオーヴァー
ラップしてノスタルジーを感じない人はいなかったのでは
ないでしょうか。
映写機の先の覗き穴1 映写機の先の覗き穴2
▲映写機の先の覗きあな
安全映写のための留意事項
▲映写機のとなりには「安全映写のための留意事項」が貼られて
いました。
もうすぐ永久に失われる昭和のモニュメントです。
横浜日劇
感謝!
横浜日劇さんの映写室に入ることができました。
横浜日劇
▲横浜日劇のスクリーン
これはニュー・シネマ・パラダイスの上映後に、映写室を
公開してくださったもので、映画館の映写室に入るという
経験は、映画博物館のようなところでなければ、なかなか
ない貴重な体験です。
横浜日劇の映写室
▲横浜日劇の映写室
映画フィルム巻き取り機
▲映画フィルム巻き取り機
映写室の公開は貴重な機会だったことに加えて、上映された
映画がニュー・シネマ・パラダイスだったことも、この機会を
特別なものにしていました。
映写室のなかは、畳で6畳ほどのスペース。映写機が2台も
あると思ったよりも狭く、技師の方は大変なお仕事をされて
いたのではないかと思います。
横浜日劇の映写機1 横浜日劇の映写機2
▲横浜日劇の映写機
映写機の先は、もちろんスクリーンに向かっていて、ニュー・
シネマ・パラダイスで出てくるように、隣にのぞき穴があり
ます。これがこの映画館が失われていることとオーヴァー
ラップしてノスタルジーを感じない人はいなかったのでは
ないでしょうか。
映写機の先の覗き穴1 映写機の先の覗き穴2
▲映写機の先の覗きあな
安全映写のための留意事項
▲映写機のとなりには「安全映写のための留意事項」が貼られて
いました。
もうすぐ永久に失われる昭和のモニュメントです。
横浜日劇
感謝!
▲
by mack-inomata
| 2007-03-21 15:03
| 映画(CINEMA)
横浜伊勢佐木町の横浜日劇という映画館が取り壊される
ことになり、最後の上映にニュー・シネマ・パラダイスの
鑑賞会が開かれ出掛けてきました。
横浜日劇
伊勢佐木町は、ある縁があって、幼稚園に通っていたころ
からの馴染みの街。テレビや本でしか見たことのない
ような大きな高級外車が走っていたり、派手な看板やネオン
サインが不気味な雰囲気を演出していたり、雑居ビルの
階段に小汚い労働者風の男が消えていったりする街で
「坊や、ここは子供が入ってくるようなところじゃないん
だよ。あっち行ってな。」と言われているようでした。
その後、テレビの「あぶない刑事」でよく映っていたり
バブル経済になって脚光をあびたりで、常に憧れるような
近寄っては火傷をするような、上に仰ぎ見るような街でした。
そんなところだったので、日劇さんも子どものころには
とても入れず、物心ついたころには隣のジャック&ベティ
さんがオシャレだったりして、結局いままでここで映画を
みることはなかったのです。
それでも、やはり無くなってしまうとなると寂しいもので、
すでに遠くに過ぎ去った昭和という時代に郷愁を感じるの
かもしれません。
当日は新聞やFM横浜などの各メディアで告知がなされた
ためか、大勢の方の行列ができていました。
横浜日劇
当日上映されたニュー・シネマ・パラダイスは、3時間
ある完全版。入り口にDLPでの上映と告知されていた
ので「もしや」と思いましたが、映画館らしい映画館で
映画らしい映画を最後の最後に観れたことは、おそらくは
一生の思い出になるような気がします。
この映画のしかも完全版を上映しようと決断されたオー
ナーのプライドを感じましたし、私も日本の映画館で日本
語字幕の完全版をみることができたことに至福を感じました。
深謝!
ことになり、最後の上映にニュー・シネマ・パラダイスの
鑑賞会が開かれ出掛けてきました。
横浜日劇
伊勢佐木町は、ある縁があって、幼稚園に通っていたころ
からの馴染みの街。テレビや本でしか見たことのない
ような大きな高級外車が走っていたり、派手な看板やネオン
サインが不気味な雰囲気を演出していたり、雑居ビルの
階段に小汚い労働者風の男が消えていったりする街で
「坊や、ここは子供が入ってくるようなところじゃないん
だよ。あっち行ってな。」と言われているようでした。
その後、テレビの「あぶない刑事」でよく映っていたり
バブル経済になって脚光をあびたりで、常に憧れるような
近寄っては火傷をするような、上に仰ぎ見るような街でした。
そんなところだったので、日劇さんも子どものころには
とても入れず、物心ついたころには隣のジャック&ベティ
さんがオシャレだったりして、結局いままでここで映画を
みることはなかったのです。
それでも、やはり無くなってしまうとなると寂しいもので、
すでに遠くに過ぎ去った昭和という時代に郷愁を感じるの
かもしれません。
当日は新聞やFM横浜などの各メディアで告知がなされた
ためか、大勢の方の行列ができていました。
横浜日劇
当日上映されたニュー・シネマ・パラダイスは、3時間
ある完全版。入り口にDLPでの上映と告知されていた
ので「もしや」と思いましたが、映画館らしい映画館で
映画らしい映画を最後の最後に観れたことは、おそらくは
一生の思い出になるような気がします。
この映画のしかも完全版を上映しようと決断されたオー
ナーのプライドを感じましたし、私も日本の映画館で日本
語字幕の完全版をみることができたことに至福を感じました。
深謝!
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by mack-inomata
| 2007-03-17 15:02
| 映画(CINEMA)
NHKのBS2で放送されていた「男はつらいよ」全48作
大放送が終了してしまいました(大泣)。
こう見えても(笑)寅さんの大ファンでして、1月に48作が
すべて終了したときも悲しかったのですが、アンコールの
5作の放送が終了してしまうと、2年間テレビの前に張り
ついていた土曜の夜が「いよいよ終わってしまったのか」と
思います。
寅さんが劇場でやっていたころは、当方はまだ世間の何をも
知らぬ生意気な若造でして、当時は映画館に行きもしないのに
「寅さんはマンネリだ」などと申しておりまして、今となって
は山田洋次監督に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
こんな自分でも、少しは理解というものが分かってきたようで
最近では渡世人のつらいところがつらいところです(笑)
男はつらいよをテレビでみて、今年の目標がひとつ増えました。
それは「こっ恥ずかしいので」秘密にしておきます。
感謝!
大放送が終了してしまいました(大泣)。
こう見えても(笑)寅さんの大ファンでして、1月に48作が
すべて終了したときも悲しかったのですが、アンコールの
5作の放送が終了してしまうと、2年間テレビの前に張り
ついていた土曜の夜が「いよいよ終わってしまったのか」と
思います。
寅さんが劇場でやっていたころは、当方はまだ世間の何をも
知らぬ生意気な若造でして、当時は映画館に行きもしないのに
「寅さんはマンネリだ」などと申しておりまして、今となって
は山田洋次監督に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
こんな自分でも、少しは理解というものが分かってきたようで
最近では渡世人のつらいところがつらいところです(笑)
男はつらいよをテレビでみて、今年の目標がひとつ増えました。
それは「こっ恥ずかしいので」秘密にしておきます。
感謝!
▲
by mack-inomata
| 2007-03-15 15:01
| 映画(CINEMA)
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