映画好きな株式公開/上場(IPO)を目指す会社の経営戦略、マーケティング、M&Aを応援するCSR経営コンサルタントのプライベート(非公式)ブログです。


by mack-inomata
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<   2007年 06月 ( 4 )   > この月の画像一覧

映画史上の名作「ニュー・シネマ・パラダイス」の撮影地を
巡る旅は、本来ならば、画面に一番登場する”あの広場”
「パラッツォ・アドリアーノ」に先に行きたかったのですが、
シチリアのバス事情(笑)のため、先に海岸での撮影地チェ
ファルー(Cefalu)を訪ねることになりました。

チェファルーというところは、シチリアの州都パレルモから
60Kmくらい東にある、普通列車で1時間ちょっとの場所です。

駅を降りると、そこはまったくリゾート地の気分。小さな
駅の構内は、臨海学校にでも行くような学生の団体で溢れて
いて、空気が見事に止まっています。まるで、大磯駅か伊豆
稲取駅で降りたようなもんです(笑)。

こうなると、着いたのが午後の昼寝の時間だからか、のんびり
旅行をしている状態ですら忙しい、とでもいうように時間が
止まります。

しかたなく(笑)、駅前の道を海岸方面に下っていくと、5分
ほどで美しい砂浜に出ました。

チェファルーの海岸
▲チェファルーの海岸(西方面、パレルモ方面をみる)

砂浜で東方面をみると、どこかで見た記憶のある場所が
見えます。そうです。映画でみた「あの場所」がすぐそこ
にみえました。

cefaru
▲チェファルーの海岸(東方面、メッシーナ方面をみる)

「あの場所」に向かって歩いていくことにし、狭い路地を
進みます。チェファルーの街は本当に狭く、静岡の由比に
よく似ていると思いました。

チェファルーの街
▲チェファルーの街

狭い路地を抜けて、行き止まりから海岸に出ます。防波堤の先
に歩いていくと、映画でみたあの場所と対面です。

ニュー・シネマ・パラダイスの野外上映会
▲ニュー・シネマ・パラダイスの野外上映会が開催された場所。

日本に帰ってきてから、DVDを見返してみましたが、野外上映
会のセットは、海岸の上に観客席部分のセットを組んで撮影
したようです。

チェファルーの海岸
▲チェファルー海岸沿いの建物。

そのまま海岸沿いの建物をみると、野外上映会のときにボート
を浮かべていたシーンとまったく同じ場所でした。

パラッツォ・アドリアーノもそうですが、チェファルーの
海岸も現地の風景をそのまま撮影しているんですね。

今回チェファルーには、映画の撮影地として訪れましたけれ
ども、できればバカンスで来てみたいと思うくらい素敵な
場所でした。


感謝!
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by mack-inomata | 2007-06-07 15:46 | 映画(CINEMA)
昨日の雪辱を胸に(笑)、ふたたび朝の6時半にパレルモ駅脇の
バスターミナルにやってきました。

すると、今日はやってくるバスの本数も少なく、バスの行き
先表示も明らかにパラッツォ・アドリアーノとは違うので、
念のため運転手さんに「パラッツォ・アドリアーノに行く?」
と聞いて「ノー」と言われても、あまり焦ることはありません
でした。

しばらく待って7時ころ、3台目にやってきた一台の青いバスが
停留所に止まります。バスのフロントガラスにスケッチブッ
クが刺さっていて、マジックで「Palazzo」と書いてあります(笑)。

「これはもしや!」と思って「パラッツォ・アドリアーノに行く?」
と聞くと「Si」という返事。ようやく安堵してバスに乗り
込みました。これでやっと念願のパラッツォ・アドリアーノに
行けます!

バスターミナルを発車したバスは、山越えの一本道を走るの
ですが、これが飛ばす飛ばす!しかも、片側一車線の一般道で、
山下りの対抗車線は、通勤するクルマが追い抜きやサイド・
バイ・サイド(!)で、事実上3~4車線になっています(ほと
んど公道レース状態)。

坂を登るバスも普通車に抜かれたり、トラックを追い越したり
しながら、時速100Km以上で走ります(私の目測では上り坂で
110~120Kmくらい出ていた、笑)。

途中、いくつかの集落に寄って、中~高校生くらいの通学客を
20人くらい乗せたり降ろしたり、走ること2時間15分。終点の
パラッツォ・アドリアーノに到着しました。

パラッツォ・アドリアーノ
▲Palazzo Adrianoの広場

バスの終点は、あの映画の広場その場所です。上の写真は
映画館のセットが建っていたところから広場を写しています。

映画中での「映画館」はセットなので、現在は存在しません。

映画では、セットなどの高いところから、広角レンズで広場を
写していて、印象がちょっと違いますが、もう一度映画をみて
いただくと、まったく同じ建物(つまり映画館のセット以外は
全てそのまんま!)ということに気づいていただけると思います。

広場の名前は「ウンベルト1世広場」です。

アルフレード葬列のシーン
▲パラッツォ・アドリアーノ

上の写真は、ウンベルト1世広場を反対方向に撮っています。
アルフレードの葬列のシーンで登場しますね。

そうそう、映画のなかでアルフレードの葬列が出てくるシーン
では、広場に沢山の看板やらクルマやらが写っていて「あ~、
現地に行っても今はこんな風になってしまっているんだろう
なぁ、映画の景色はほんのちょっとの面影くらいしかないん
だろうなぁ」と思っていたのですが、実際に現地に行って
みると、商業看板などは一切なく、クルマもとても古いのが
沢山走っていて、映画の方がよっぽど現代的でアベコベだった
のが可笑しいと思いました(笑)。

広場をそのまま進むと、左手に噴水と映画を映写した建物が
あります。

Palazzo Adriano
▲オレの広場だ!La Piazza mia, Mia piazza!

さらに進むと、広場の一番奥は村役場。手前右側は教会ですが、
映画にはとても多く使われているところです。

パラッツォ・アドリアーノ村役場
▲パラッツォ・アドリアーノ村役場

その村役場に入ると、映画のシーンが壁一面に飾られていました。

パラッツォ・アドリアーノ村役場

パラッツォ・アドリアーノ村役場

さらに村役場の奥には、映画にちなんだ写真やテープなどを
飾った部屋がありました。

フィリップ・ノワレとサルバトーレ・カシオ
▲アルフレード(フィリップ・ノワレ)とトト(サルバトーレ・カシオ)

帰りのバスは夕方の16時だったので、村のあちこちを散歩
しました。

パラッツォ・アドリアーノは、山の頂上にあるこじんまりとした
村で、映画はこの村のあちこちで撮影されたそうです。

トトがマンマにお尻を叩かれるシーン
▲トトがマンマにお尻を叩かれるシーン

パラッツォ・アドリアーノの村全景
▲パラッツォ・アドリアーノの村全景

最後はパラッツォ・アドリアーノの村全景です。

現地はこんな感じで山のてっぺんにこじんまりとあります。

撮影している場所は、広場から40分ほど、さらに登った
丘陵の頂上です。ここまできた日本人は私だけでしょう(笑)

これで大願成就です(笑)。

感謝!
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by mack-inomata | 2007-06-06 15:45 | 映画(CINEMA)
翌日の朝6時、満を持してニュー・シネマパラダイスの故郷
「パラッツォ・アドリアーノ」に向かうべく、昨日下調べした
パレルモ駅脇のバスターミナルに向かいました。

パレルモ・バスターミナル
▲パレルモ・バスターミナル

バスといってもイタリアのしかもシチリアという田舎なので、
なにが起こるか分からないと思い、6時45分発のところを
ホテルを6時前に出て6時20分には到着しました。昨日の窓口
の話では「明日のバスのチケットは明日発行する」ということ
だったのですが、チケットショップは見事にシャッターが
下りています(笑)

しかたなく「とにかくバスを」と思い、待っていました。

すると、ぞくぞくとバスが到着してきます。

乗り損ねてはいけないと思い、到着するバス一台一台すべての
運転手に「パラッツォ・アドリアーノに行きますか?」と
聞くと、全員が「ノー」。

しかし、パラッツォ・アドリアーノと表示されているバスが
ぜんぜん来ません。6時45分どころか7時15分になっても来ない
のです。

7時30分を過ぎて、昨日のチケットショップのシャッターが
少し上がったので、中に入って「パラッツォ・アドリアーノ
行きのバスが来なかったよ!」と訴えましたが、昨日と同じ
窓口の女史は「知らない」の一言。取り付く島もありません。

「6時45分発だけど、少し遅れるかもしれないよ。7時15分
くらいになるかも?」だって(泣)。

とにかく、今日は行かれないのです。

なくなくパレルモの街に消えたのでした。

さらにつづく!
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by mack-inomata | 2007-06-05 15:44 | 映画(CINEMA)
今回のシチリア旅行の最大の目的は、私の一番好きな映画の
ひとつ「ニュー・シネマパラダイス」の撮影地を見に行く
ことでした。



ニュー・シネマパラダイスは、イタリア・シチリア島のジャン
カルド村が舞台となっていますが、このジャンカルド村という
のは架空の村で、実際には存在しません。

映画のメインの舞台になっている場所は、シチリア島の内陸部
にある、パラッツォ・アドリアーノというところ。シチリアの
州都パレルモからバスで2時間半のところです。

Palazzo Adriano
▲Palazzo Adriano

このパラッツォ・アドリアーノに行くには「パレルモ駅の脇に
あるバスターミナルからバスで行ける」という情報だけを
たよりに、無謀にもシチリア入りしました。この無謀さゆえに、
パラッツォ・アドリアーノにいくのに3日もかかったのです(笑)。

パレルモ到着の翌朝、せっかくシチリアまできたのだから、
パラッツォ・アドリアーノだけは確実に行きたいと思い、まず
唯一の交通手段であるバスを(私は国際免許を取っていないので
運転不可、といってもシチリアで運転するのはとても怖い!)
調べることにして、バスターミナルに向かいました。

すると、バスターミナルらしい場所は皆無。本当になにもなくて
よくみると、行き先も発着時間もかいていないバスの停留所が
あるだけです。

パレルモ・バスターミナル
▲パレルモ・バスターミナル(?)

まったく要領を得ないので近くを歩いてみると、バスチケット屋
さんがあり、そこに飛び込んでみました。「パラッツォ・アド
リアーノに行きたい」というと「知らない」と冷たい返事。

シチリア人のイタリア語が訛っていることにようやく気づいて
きたところなので、自分のイタリア語が伝わっていないと思って
「どうやったらパラッツォ・アドリアーノに行けるか」食い
下がってみたら、「別の会社だ」ということです。

それで表に出てみると、バスのチケット売り場が並んでいて
それぞれ全部別の会社が並んでいるのです。そこで、別の
チケットショップに入って同じように聞いてみると、やはり
「知らない、ウチじゃない」という返事。全ての会社に
聞いてみたら、パラッツォ・アドリアーノ行きはASTという
バス会社だということが判明しました。

しかし、今度はASTのチケット売り場が見当たりません。
近くにカラビニエーリ(憲兵警察)がいたので聞いてみると、
「駅の構内の正面にチケット売り場がある」とのこと。駅に
戻ってASTのチケット売り場で聞いてみると、「知らない。
ここは市内バスのチケット売り場だ」といって全滅状態です。

ALFA156カラビニエーリ仕様
▲ALFA156後期型のカラビニエーリ仕様

シチリアまで来てこの程度でひき返すわけにはいかないので、
もう一度全てのチケット売り場を一軒一軒訪ねて聞いてみた
ら、3件めのお店でASTのチケットショップは角を曲がっ
たところ旅行代理店で扱っていることが判明。

さっそくショップを訪ねて「明日パラッツォ・アドリアーノに
行きたい」というと、明日は6時45分と13時と14時にバスが
あるというので、切符を一枚くださいと言ったら、チケットは
明日だと言われました。

ここまで、この日は2時間半くらい使っています!(もちろん
シチリア人には「時間を使う」という感覚なんてないでしょう)

とにかく、これでどうやったらパラッツォ・アドリアーノに
行かれるか分かったので一安心。パレルモの朝市に出掛け
られるのでした(でも、この時はまだバスに乗れないことを
知らない、笑)。

つづく!
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by mack-inomata | 2007-06-04 15:43 | 映画(CINEMA)