映画好きな株式公開/上場(IPO)を目指す会社の経営戦略、マーケティング、M&Aを応援するCSR経営コンサルタントのプライベート(非公式)ブログです。


by mack-inomata
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<   2013年 06月 ( 2 )   > この月の画像一覧

トヨタ2000GT


先日、とある野暮用で東北地方の峠越え山道を走っていたら、

対向車線から野太く低い排気音を響かせた白いスポーツカー

とすれ違いました。



思わず「おおぉぉぉっ」と声を上げてしまった、そのクルマと

いえば、トヨタ2000GTでした。



toyota200gt.jpg



私たちは、所謂スーパーカー・ブームに引っ掛かった人間です

ので、流線型をしたスポーツ・カーというだけで条件反射して

しまうタチですが、和製スーパーカーとしてカタログに載って

いたことを思い出します。



写真のオープンカーは、映画「007 007は二度死ぬ」で

ボンドカーとなった有名な車両です。長年の通説では2台が

制作されたことになっていましたけれども、同じく長年行方

不明とされたもう1台は、じつは最初から存在しなかったので

はないか?という新説を、とある雑誌の特集記事で読んだのが

かれこれ数年前になりましたでしょうか。じつに興味深い記事

でした。



さて、単純極まりないイタリアン・スタイリング至上主義から

すれば、確かにロングノーズ・ショートデッキのスポーツカー

スタイリングをしているものの、仔細を眺めれば凡庸な形を

しているこのクルマには、あまり関心をもてなかったのが正直

なところでしたが、昨今のようにパッケージングや設計や生産

にまで興味の対象が広がると、なかなかどうして素晴らしく

魅力あるクルマです。



このクルマで不思議なのは、オリジナルを所有しているオーナー

のほとんどが、ノーマルで乗っていらっしゃることで、かの

ランボルギーニ・ミウラで起こったように、イオタに改造して

くれよろしくボンドカーに改造してくれという話をほとんど

聞かないということです。



「世にないなら、いっそ自分でやってやろうか」そういう気概

のある人物が身近にいると、同じトヨタのリバイバル企画であ

る86とか、レクサスのスポーツカーとか、そういう新型車に

も脈々として続く伝統が息づいて、強いブランド訴求力となる

のになあ、と思わずにはいられません。



そこが、GT-Rとの違いですね。



感謝!



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by mack-inomata | 2013-06-21 12:24 | 映画(CINEMA)

パラダイス・キス


私が愛する北川景子さんが主演の、ガリ勉女子高生が人気モデル

になる映画。劇場ではなくテレビでみました。




パラダイス・キス



主演女優のファンとしては、色々なきれいな洋服を着て出てきて

くれるだけで楽しいというものですけれども、それでは感想とし

て小学生並み、評論として失格というものでしょうから、真面目

に観るように意識して観ました。



この映画は、小さい頃から勉強ばかりしてきた女の子が、ひょん

な出会いから別世界のファッションモデルに華麗に変身していく

ドラマティックなプロセスがストーリーの根幹だと思います。

原作が漫画だというので、なおさらでしょう。



確かに、制服姿の北川景子とドレス姿の北川景子では、見事に

別人になっているのですが、そのギャップを映像として捉え

きれていないため、華麗に変身というほどのドラマが映像で表現

し切れていない作品でした。さらに言えば、原作が漫画だという

表現の浅さというか限界も、映像化したときに露呈してしまった

と言えるかもしれません。



また、共演のデザイナー役だった向井理さんも、クールなルッ

クスと表情、また平坦な話し方が淡白な印象を与え、変身する

女子高生と変身を与えるデザイナーとで、どちらがホットで

どちらがクールなのかも表現し切れておらず、アイドル映画の

域を脱していないように感じます。



商業作品としては、人気漫画が原作で一定の顧客層があるところ

に加えて、十分客を呼べるキャスティングで映画としても話題が

作れたであろうところで、蓋を開けて銀幕をみるとアップのキス

シーンひとつない醒めた絵が流れるのは、演出能力が不足して

いたか、モード愛に純粋な監督が商業要素を最小限に留めて撮り

たい作品に仕上げたか、のどちらかでしょう。



結局、映画ビジネスとして成功させたければフジテレビの映画

部門にやってもらい、モード映画として作りたかったのなら、

別のキャスティングで+5歳の大人の世界が必要だったと思い

ます。



5つ星評価なら3つ、というところでしょうか。







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by mack-inomata | 2013-06-06 14:25 | 映画(CINEMA)