映画好きな株式公開/上場(IPO)を目指す会社の経営戦略、マーケティング、M&Aを応援するCSR経営コンサルタントのプライベート(非公式)ブログです。


by mack-inomata
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<   2014年 08月 ( 5 )   > この月の画像一覧

思い出のマーニー


宮崎駿監督の引退で注目を集めるスタジオ・ジブリの新作夏休み

映画作品を観てきました。感想はとても良かったです。



marniewasthere.jpg



以前よりこのブログをお読みいただいている皆さまは、たびたび

同じことを書いて申し訳ないのですが、私は長年に亘ってジブリ

作品が苦手でした。



スタジオ・ジブリは、宮崎駿監督の個人工房だと評されることが

多いですけれども、その宮崎作品は必ずといってもいいほど、エキ

セントリックな化け物が現われて、不気味だというインパクト以上

の印象が残らないこと、一方の高畑監督作品はアニメーションで

表現する理由がはっきり伝わってこない凡庸な内容が多く、要する

にアニメーション制作会社の作品としては、極左と極右に写って

しまって安心して観られない作品が多いという感想でした。



しかし、会社としての前作に当る「かぐや姫の物語」で、アニメー

ション表現として新開地を開いたところから一気に基準が高まり、

本作においては前作の新技術をしっかり消化吸収しつつ、さらに

新しい表現に向かって突き進んだ革新的な表現の作品が作られて

いることに感動すら覚えました。



誤解を恐れずにいえば、これまでジブリの作品はアニメーション

業界のなかでの位置づけや、作品の品質を評価する視点だけで、

語られることが多かったかと感じますが、本作は「映画作品」と

して安心して観ることができたことが最大のエポックメイクだ

と思います。



映画として観たときに、アニメーションでの表現が秀逸だったか

どうかは各自の評価によるのでしょうが、そのポジションで評価

するのが正当な見方だと思います。日本のように歴史の長い国の

人々には、きっと共通して受け入れられる内容だと思いますの

で、ぜひ多くの方に観て頂きたい佳作です。





思い出のマーニー



感謝!



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by mack-inomata | 2014-08-08 15:43 | 映画(CINEMA)

パガニーニ


原題は「悪魔のヴァイオリニスト」。「愛と狂気のヴァイオリニ

スト」という、サブタイトルが付けられている。



paganini.jpg



西洋音楽に携わるひとなら、ニコロ・パガニーニの名を知らない

者はいないだろう。その天才ヴァイオリニストを描く作品をドイ

ツで作ったというので、観ようかどうしようか非常に迷った一本

だ。



しかし心配は無用な憂慮に終わる。なにしろヴァイオリンが本職の

デイヴィッド・ギャレットが、パガニーニを研究し編曲し演出まで

手掛けたうえで、情感たっぷりに弾きまくっているからだ。



映画というものは、2時間なり3時間なり時間的条件があるなか

でストーリーを展開しなければならない制約があるわけで、その

制約からくる詰め込みすぎは見られるとして、その無理無理感を

押しのけて説得するに十分なライヴ演奏をみせており、映画だの

演技だの脚本だの演出だのを差し引いて、パガニーニ・ライヴ

として観ても楽しめる。



そういう杞憂を払しょくして楽しめる作品だったし、そのような

映画作品を大変失礼ながらドイツから生まれてきたことに対し、

ステレオタイプな見方をしてはいけないと大いに反省した作品

でもあった。



なにはともあれ、音楽ファンなら全員劇場で観るといいと思う。

それだけで「愛と狂気のヴァイオリニスト」だとかいう、低俗な

売り文句を振り払う大ヒットになるだろう。



内容としてはそれに値する充実度だと思うし、映画会社さんが

大衆受けを狙ったおかしなタイトルをつけることを再考する

きっかけになるといいと思われる。



感謝!

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by mack-inomata | 2014-08-07 12:48 | 映画(CINEMA)
トム・クルーズ最新作で、日本人の原作がハリウッド作品として
映像化されたと話題を呼んだもの。


オール・ユー・ニード・イズ・キル

ある理由で何度か同じ映像が出てくるのだが、こうした映像表現は
特段珍しいものではなく、フィルムの時代からよくあったものの
ひとつ。それを現代のデジタル制作の映画で採用している。

観客にとって、同じシーンを何度か見せられると、次第に飽きがきて
退屈な作品という評価に繋がるリスクを孕んでいるのだが、本作は
まったくそういう問題点はなく、緊張感を維持しながら作品をまとめ
あげているところはダグ・リーマン監督の手腕が光っている。

そういう意味合いでは、キャスティングなど別の俳優でもよく、いわ
ゆる「トム・クルーズ最新作」というキャッチコピーは、集客目的の
定番コピー以上の価値はないのだが、しかしながら、アクション映画
という視点から観るならば、やはりそこは大スターが身体を張った
演技を見せてくれるからこそのスペクタクル的魅力が確かにあり、
観客は暗黙的予定調和のひとつとして、大スターによるアクションに
期待するのだろう。

私個人としては、先の理由でキャッチコピーに載せられて映画をみる
ことはないけれども、アクション映画のファンとしては、みていて
確かな満足感を感じたことも事実だ。

本作を鑑賞する理由としては、そういうものだって立派に成立する
ことがいえるだろう。

感謝!
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by mack-inomata | 2014-08-06 12:18 | 映画(CINEMA)

これまた同じくフランスのお色気路線作品です。





アンニュイ 昼下がりの倦怠 



こちらはエマニエルと違って、映像が目的というわけでもなく、

一応はストーリーがありますが、これもどちらかといえば、昔

から使いまわされたネタといえるでしょう。



映像によるセンセーションというよりは、なんとなく誰もが抱く

ような願望を映画で実現するタイプの作品です。



まあ、あとは映像でどうぞ、というものですから、詳しい作品情報

などは検索して探していただくとして、鑑賞のスタイルとしては、

いわゆるカウチポテトでスパークリングワインか何かを片手に

倦怠を味わうのが正統派なのでしょうか。



昼下がりという言葉をつけるあたりは、なんとなく日本のお約束

文化を感じますので、そういう酒の飲み方もありだよね、という

ことだと思います。



備忘録として。



感謝!

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by mack-inomata | 2014-08-05 12:02 | 映画(CINEMA)

エマニエル夫人

かの有名なフランス映画。伝説といってもいいでしょう。

そのエマニエル夫人のオリジナルシリーズを3作観ました。





エマニエル夫人/シルヴィア・クリステル





続エマニエル夫人





さよならエマニエル夫人



この映画は、センセーショナルな性表現とシルヴィア・クリステルの

美しい肢体が話題を呼び、いわば時代の風を呼んだというのでしょう、

一説によると日本が一番売れたそうです。



思いがけずか狙ったかオリジナル作品が大ヒットし、次々と続編や

派生作を生むことになった一種の社会現象と呼んでもいいでしょう。



テレビで放送されるときなどは、当時通っていた塾からチャリンコで

ダッシュで帰ってきて、知らぬふりをしてテレビの前に座ったのを

思い出します(笑)



しかしながら、まあ所詮その程度の見方しかしていなかったわけで

すから、観た作品のなかにはカウントしていませんでした。



そうして積年の希望を叶えるべく三作一気に観たわけですけれども、

現在の感覚で観ると違和感が大きい、特段の感想を持てない作品で

大いに落胆したのでした。



それは、ひと言でいえば、映画の骨格である脚本のレベルが低いこ

とと、センセーショナルと評された性表現に注力のほとんどが注が

れており、それ以外はおそらく当時エキゾチックだったであろう、

アジアが舞台という程度だからです。



映像表現については、当時の典型的な絵が続きますので、要するに

性表現一本という作品ですが、それも例えは悪いかもしれません

けれども、現代のAVに比べればどうということはなく、イメージ

映像が90分間流れるようなものでしかありません。



そういう全てを受け止めたうえで感じることは、やはり映画という

文化は公開時の時代性を強く持っているため、その公開時点で観て

おくことが非常に大切ということです。



例えば、今年は春から「アナと雪の女王」が大ヒットを続け、劇場

公開中にDVD/BluRay作品が発売になってしまうという、異常事

態となっていますけれども、私個人的にはまったく興味がないと

はいえ、こういう現象を捕まえて消化するということの重要性を

横目でみれば、やはり目を通しておかないといけないのだと思う

ようになります。





アナと雪の女王 MovieNEX



こうして、また時代が変わり、新しい日常の風景が形成されて

いくのでしょうね。



感謝!





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by mack-inomata | 2014-08-04 11:51 | 映画(CINEMA)