映画好きな株式公開/上場(IPO)を目指す会社の経営戦略、マーケティング、M&Aを応援するCSR経営コンサルタントのプライベート(非公式)ブログです。


by mack-inomata
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イヴ・サンローラン


20世紀を代表するデザイナーで、モードの帝王の異名をはせた

イヴ・サンローランの映画が公開となりました。



yvessaintlaurent01.jpg



イヴ・サンローランの映画としては、数年前のL'amour feuがあり

ますが、デザイナーとしてのイヴに限って言えば、今回の作品が

初であり、デザイナーデビューからモードの頂点を極めるまでを

描いているという意味で、モード関係者必見の内容です。



驚いたのは、主演のピエール・ニネがイヴそっくりなことで、ポス

ターを見たときに「よく似ているな」と感じていたものの、実際に

スクリーンで動く主役はイヴが生まれ変わったのではないかと錯覚

するくらいの瓜二つぶりです。その姿をみてピエール・ベルジェ氏

本人が「イヴかと思った」というのだから、間違いないでしょう。



作品は、ディオールのメゾンに入るところからですが、これまで

文献で読んで知っていたこと、映像を見ていたことの裏側が描か

れており、ライヴ感まであることは深い感動と同時に没後10年

になろうとする現在でも深い喪失感を覚えて身がもがれるような

苦しみも感じます。



興行作品としてみると、本国フランスでは初登場第一位を記録した

そうで、今なおYSLの存在が偉大であることと、グローバル市場

がブランドで認知されているのと対照的にその生み出される作品で

人々に認知されていることが伝わってきます。



yvessaintlaurent02.jpg



しかしながら、日本という極東の島国においては、どうしてもマイ

ナーな作品として配給が限られること。これは同時に大きなスク

リーンでもう少し大音量で観ることが相応しいのですが、それが

叶わないことと同様に、日本語字幕では作品の持つ奥深さが伝わ

らず、印象的なシーンのメッセージ性が薄れてしまう点があるこ

とを意識して観なくてはなりません。



その点では、イヴ・サン=ローランというデザイナーと仕事をよく

理解したいと考えたときに、本作とL'amour feuの両方を観るこ

とが大切かと感じました。



最後に、本作はあくまで映画作品でありフィクションとして制作

されているとのことですが、今は買収されてウェスティンとなって

いるインターコンチネンタルホテル・パリでのショウが観られる

こと。当時のため息の出るような素晴らしい夢のようなひと時が

流れることは、この時代を共有できた喜びです。大内順子氏の解

説が同じ内容であったことに深い共感を覚えました。



yvessaintlaurent03.jpg



感謝!





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by mack-inomata | 2014-09-12 11:30 | 映画(CINEMA)